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住み替えで後悔しないために：よくある失敗と回避策
2024-05-10
新年度が始まり心機一転、住まいを変えた人も多いのではないでしょうか？
住み替えは新しい生活の始まりであると同時に、人生の中で大きな決断を伴うプロセスです。
新しい住まいへの期待とともに、移行後に予想外の困難に直面して後悔してしまう人も少なくありません。
この時期になると、そのようなお話を残念ながらよく聞きます。
今後住み替えをお考えの方は、事前に住み替えでよくある失敗の原因を理解し、
それに対処するための回避策を講じることで、後悔しない住み替えを実現することが出来ます。
今回は住み替えで後悔する原因と、その回避策についてお話していこうと思います。
1.新居が想像と違っていた
住み替え先の新居が想像と異なる、あるいは自分の生活スタイルに合わないことが、
住み替え後の後悔の一因となる場合があります。
立地条件や周辺環境が自分や家族の生活ニーズに合っているか、事前にしっかり確認することが重要です。
例えば、交通量の多い道路の前で騒音が思ったより気になる、駅へと向かう道が信号が多く時間がかかる、近所付き合いが多く手間が取られる、時間帯や天気によって日当たりがとても悪くなる、などがあげられます。
購入して初めて分かることも多いかとは思いますが、事前になるべく調査をしておくのが望ましいです。
回避策
物件の内覧時にはその物件を見るだけではなく、物件の周辺を歩いたりして周辺環境も考慮しておきましょう。
居住中の方がいれば、気になっている部分を聞くチャンスですので、
遠慮せず実際の生活感をお聞きしておくと良いです。
交通状況や日当たりなどは何日か別の日の状況を確認しておくのが望ましいです。
また、Googleマップ等で通勤路などは確認出来ますので、
時間がとりにくい方はこのようなツールも活用しましょう。
2.契約内容をよく確認しなかった
不動産を購入する際には、契約内容を十分に確認することが極めて重要です。
このステップを怠ってしまうと、結果として引っ越し後に予期しない問題に直面することがあります。
契約内容の中でも基本的な内容（物件の金額、手付金、引き渡しの時期など）は
必ず確認すると思いますので問題はないでしょう。
見落とされやすいのは、契約不適合責任、特約条項、共有施設の管理規約、修繕積立金の状況など、
契約内容の後ろの方に記載してある細かい部分の契約内容になります。
『契約書とか難しい表現で長々と書いてあるから読みづらい…』と感じられる方も多いと思いますが、
これらの詳細な契約内容は、買主様が予期しない問題を避けるためにも大切なものです。
回避策
契約を結ぶ前に、重要事項説明書、契約書、その他の関連資料を十分に確認しましょう。
理解できない部分や疑問点がある場合は、
それらを全部理解するまで不動産会社の担当者に質問し続けることが不可欠です。
大変ですが不動産の購入は人生で一番大きな買い物です。
十分に時間と労力をかける価値があることでなので必ず行いましょう。
3.予定していない費用がかさんでしまった
お金の問題もよく住み替えをするときに後悔する内容です。
例えば、新しい住まいに浮かれて予算オーバーしてしまった、前の住居が売れずにダブルローンになってしまった、
税金などのランニングコストを見逃してしまった、などが代表的です。
一番見逃しがちなのが税金などのランニングコストの増加になると思います。
特に固定資産税は「所有している建物と土地に課せられる」ため、
住み替えで不動産をグレードアップすると、生じる固定資産税も増加するため注意が必要です。
また、固定資産税は「その年の1月1日時点での所有者に課せられる」税金ですので、
もし前の住居の売却が遅れてしまい所有期間が重なると、
2つの物件分の固定資産税を払うことになることにも注意しておきましょう。
（所有期間に応じて固定資産税は持ち主で按分されますので1年満額分支払うわけではありません）
回避策
物件の購入費だけでなく、引っ越し費用やリフォーム費用、固定資産税や光熱費などの
ランニングコストも含めた資金計画を事前に立てておきましょう。
ご自身で調べきれないようなら、FP（ファイナンシャルプランナー）などの専門家に相談するのも一つの手です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これらのポイントを踏まえて、住み替えの際には事前に十分な準備をしておきましょう。
人生で何度も訪れない住み替えですので、準備しすぎという事はありません。
楽しい新生活を送るためにも、不動産の購入はプロに相談しつつ、計画的に行いましょう。
私たち「みどり不動産」は空き家と空き地、相続物件の売却に特化した八王子市の会社です。
いつでも不動産の相談を受け付けておりますので、
『有効活用していきたいけど、不動産のことは全く分からない…』
『八王子市周辺の不動産のことについて教えてほしい』
『○○について具体的に相談してみたい』など、
ご不明な点がある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
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