2025-02-01
「狭小地」という不動産用語を聞いたことはあるでしょうか?
狭小地とは、一般的に「15~20坪(約50~66㎡)以下の土地」のことを言いますが、
明確に法律で定義などは決まっていません。
普通に建物を建てて住むには少し手狭な土地、くらいの解釈でいてくれればよいと思います。
さて、この狭小地は通常の不動産より売れづらいことが多いです。
これには下記のような理由があるためです。
しかし、狭小地にも需要があるのは間違いありません。
今回のブログでは、狭小地を売却するためのポイントについて詳しくお話していきます。
狭小地は一般的な土地に比べて購入希望者が限られる可能性がありますが、
都市部ではむしろ狭小地を求める層が存在します。
たとえば、以下のようなニーズを持つ買い手が狙い目です。
まずは地域の市場ニーズを調査し、狭小地を必要としている層にターゲットを絞り込むことが重要です。
ターゲットが絞り込めたら、次に適切な販売戦略を取っていきましょう。
たとえば、狭小地では下記のような手段が有効に働きます。
また、これ以外にも販売戦略で事前に考えておきたいのは適正価格の設定です。
通常の不動産と同様に、過度に高い価格設定をすると買い手が現れないこともそうですが、
購入ターゲットが限られている分余計に時間がかかる可能性があります。
不動産会社に無料査定を依頼して適正価格を知ったうえで、現実的かつ魅力的な価格を設定することが重要です。
不特定多数の購入者をターゲットにするのではなく、
特定のターゲットに向けて売却していくことも選択肢になります。
それは隣地の所有者に売却する方法です。
狭小地は単独では使いにくい場合がありますが、隣地の所有者にとっては魅力的な土地になることがあります。
交渉の際には、「統合によって得られるメリット」を具体的に示すことが重要です。
たとえば、「敷地面積が広がり再建築しやすくなる」など、隣地所有者にとってのメリットをしっかりと説明します。
適正価格を提示することも、交渉を成功させるためのポイントです。
狭小地の売却で最も効率的な方法の一つが、不動産会社に直接買い取ってもらうことです。
不動産会社に買取を依頼する場合、売却価格は市場価格よりも低くなることが多いですが、
スピーディーな売却を優先したい場合には最適な選択肢です。
狭小地の売却は確かに難しい部分もありますが、適切なアプローチを取れば高値で売却することは十分に可能です。
地域のニーズを理解し、狭小地の魅力を最大限に引き出すことで、買い手に響く物件としてアピールできます。
信頼できる不動産会社と協力しながら、適切な価格設定と効果的な販売戦略を取り入れましょう。
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