住みながら売る!居住中の不動産を売却するポイントとは?

八王子 不動産 売却


『不動産を売却するときは他の物件に引っ越ししてからだよね…』
不動産会社をやっていると、このように思われる方を多くお見受けします。
ですが、実際には居住中のままでの売却を進めるケースも少なくありません。

この記事では、居住中の不動産を売却する際のメリットデメリットと、
住みながら売却活動を進めていくポイントについて詳しくお話していきます。


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居住中物件を売却していくメリット

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①実際の居住感をアピール出来る

居住中の物件は、「住まい」としての温もりや実用性が感じられるため、 見学者にとって魅力的に映ります。
家具家電が配置してあることで日常生活の流れが具体的にイメージしやすく、
購入意欲につながりやすいと言われています。
これは空き家では得られない大きなメリットです。


とはいえ、少し話がそれますが、現在は空き家をホームステージングするという選択肢も出てきています。
ホームステージングは「モデルルームのようにお家を華やかに見せる」サービスのことで、
欧米で一般的に行われていましたが、近年日本でもやられる方が増えてきています。
詳しいことは後々ブログにてお話していければと思います。
(↓後日お話いたしましたので、こちらからどうぞ↓)

▼ブログ記事:ホームステージングとは?:購入希望者の心をつかむ演出術

②経済的負担を軽減できる

次の物件に引っ越しをされてから売却を行う場合、住みながら売却活動を行うのに比べて経済的な負担が増加します。
次の物件の賃料or住宅ローン支払いを売却が決まる期間分、余計にしなくてはいけないためです。

また、空き家にすると火災や倒壊などのリスクが上がるため一般的に火災保険料などは増加しますし、
維持管理の手間が増えることも考慮する必要があります。

空き家の管理については、コチラの記事で詳しくお話していますので気になる方はぜひご覧ください。

▼ブログ記事:放置しておくだけは危険!空き家管理のコツ

このように、居住中の物件を売却する場合は経済的な負担を軽減することが出来ますし、
売却資金を次の新居の購入予算とすることも可能になります。

③売却後すぐに引っ越しをすることが出来る

住みながら物件を売却していくと、売主様が新しい住まいへ引っ越しする作業を
売却活動と同時に進めることができるようになりますので、引っ越しスケジュールを立てやすくなります。


もちろん、引っ越しと売却活動を同時進行で進めるため忙しくはなりますが、
買主様と都合がつけば物件の引き渡し時期を契約からずらすことも可能ですので、
引っ越しのタイミングに合わせて物件を引き渡し、その後すぐに次の物件へ移るということも可能になります。

二重の住宅費を避けながらも、引越しのタイミングを調整できるため、
経済的な負担軽減だけでなく精神的なストレスも大幅に軽減されます。

居住中物件を売却していくデメリット

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①プライバシーの確保が難しくなる

現在居住しているお家に頻繁に内覧希望者を迎え入れる必要があるため、
プライベートな空間が晒されることになります。

「この部屋は見せたくない」という希望も可能ではありますが、
内覧希望者は全部お部屋を確認したうえで購入を検討されるのが一般的ですので、
『プライベートな空間を見せるのはちょっと…』と思われる方は、居住しながらの売却は難しいかもしれません。

②常にキレイな状態を保つ必要がある

内覧希望者を迎えるために、お家はいつでも内覧が可能なくらいキレイな状態にしておく必要があり、
掃除や整理整頓が苦手な方には少しストレスに感じられるかもしれません。

もちろんこれも強制されるものではありませんが、売却活動がうまく進まない危険性が高いので、
売却活動期間中は出来るだけ掃除や整理整頓を頑張りましょう。

③スケジュール調整が難しくなる

先ほど話したように、売却活動と引っ越しの手続きを同時に進めていく必要があるため、
買主様との手続きや引っ越しの打ち合わせなどが集中し、スケジュール調整が複雑になる可能性が高いです。

どうしても内覧予定日に時間が空けられない場合は不動産会社と内覧希望者だけで
内覧を行うことも可能ではありますが、セキュリティの関係上、一般的なことではありません。
時間があるときから出来る手続きは行っておくなど、事前のスケジュール管理はしっかりと行っておきましょう。

居住中物件を売却するために注意すること

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住みながら物件を売却することは決して難しいことではありませんが、
空き家物件を売却するときと比べて気を付けることが多くなってきます。
では居住中の物件を売却していくにはどのようなことを考えればよいでしょうか?

①購入希望者とコミュニケーションを取る

居住中の物件では、内覧の際に売主自身がその場にいることが多く、直接購入希望者の質問に答える機会が増えます。
この直接的なやり取りは、物件を見ることだけでは分からなかった情報を購入希望者に伝えることが出来るので、
売却にプラスになることが多いです。


例えば、隣人の情報だったり、近くのスーパーや小学校の登校ルートなどの周辺情報は
データを見るだけでは分かりづらい部分ですが生活するのにおいて重要な要素です。
内覧者から質問があれば、売主様の経験も踏まえて積極的に答えてあげるようにしましょう。


ただし、ずっと付き添っているのはあまりよろしくないです。
内覧者の方が遠慮して上手く内見出来ない可能性があります。
適度な距離感を保ち、質問や疑問点があったら答える形が望ましいと思われます。


また、不都合な部分があっても嘘をついたりはぐらかしてはいけません。
内覧者の心象もよくありませんし、何より引き渡し後にそれが発覚すると、
契約解除や損害賠償請求などにもつながってしまうからです。
どの物件にも良い点悪い点があるのが普通ですので、マイナスポイントも隠さずしっかりと伝えるようにしましょう。

②内覧のスケジュールを調整する

内覧のスケジュールはしっかり調整しましょう。
これは内覧を行う時刻やタイミングによって売れやすさが異なってくるからです。
物件の印象が良く感じられる「晴れた日中」の日に内覧を行ってもらうことをおススメします。


というのも、内覧者は日当たりを重視していることが多く、
夜や天気が悪い日に内覧を行ったとしても日当たりに対する疑問点が残ったままなので、
心象が良くならず購入に繋がらなかったり、もう一度内覧を行ったりするケースが多いためです。

ですので、天気が良い内覧日和の日にある程度まとめて内覧のスケジュールを確保することで、
売却確率も高くなりますし、普段の生活や引っ越し準備をそこまで阻害せずに売却活動を進めることが出来ます。
必ず事前に不動産会社に要望を伝えるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
居住中の不動産売却は、やることが重なりがちなので計画的に進めることが成功の鍵です。
今回お話したことを踏まえ、事前の準備と適切な対策を行うことで、
売却活動をスムーズに行い次のライフステージに上手く移行していきましょう。

私たち「みどり不動産」は空き家と空き地、相続物件の売却に特化した八王子市の会社です。
いつでも不動産の相談を受け付けておりますので、
『有効活用していきたいけど、不動産のことは全く分からない…』
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ご不明な点がある方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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