不動産売却時のトラブルを防ぐ!プロが教える安心取引のコツ

八王子 不動産 売却


不動産売却は、人生の中でも重要な取引のひとつです。
しかし、取引の過程でさまざまなトラブルが発生する可能性があり、
対応を間違えると大きな損害やストレスを招くことになります。
今回のブログでは、不動産売却における主なトラブル事例と、それを防ぐための対策を解説します。


今回お話していくトラブル事例は下記の4点です。


不動産売却の代表的なトラブル事例
● 買主との契約トラブル
●物件の状態をめぐるトラブル
●不動産を引き渡した後のトラブル
●不動産会社とのトラブル

\お気軽にご相談ください!/

買主との契約トラブル

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買主が売買契約を締結した後、購入代金の支払いを予定通りに行わないケースがあります。
たとえば、住宅ローンの審査が下りなかった、
自己資金の確保が不十分だったなどの理由で代金支払いが遅れることがあります。
この場合、売主は新しい買主を探さなければならないこともあり、
不動産売却のスケジュールが大幅に狂ってしまう恐れがあります。
また、契約違反の扱いになるかどうかの判断に時間を要し、ストレスを抱えることもあります。


これを防ぐためには、以下のような対策が必要です。

買主の資金計画を事前に確認する

基本的にあらかじめ不動産会社が買主に確認しているので問題がないことが多いですが、
気になる方は売買契約を結ぶ前に、買主が住宅ローンの事前審査を通過しているか、
または自己資金を確保しているかを確認すると良いでしょう。
ただし、これは直接確認すると良くありませんので、不動産会社を通じて確認することが一般的です。

契約書の内容を十分にチェックする

不動産の売買契約書には支払いスケジュールや違約金の条件が記載されています。
不利な条件になっていないか確認することが大切です。
特に売買契約書の特約部分は忘れがちですが重要な内容が載っている場合が多いので、
出来るだけ正確に理解したうえで契約に臨むようにしましょう。

物件の状態をめぐるトラブル

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物件を引き渡した後に、「隠れた瑕疵(雨漏りやシロアリ被害など)があった」として、
買主からクレームが来ることがあります。

売主が瑕疵を認識していなかった場合でも、買主に損害賠償を求められる可能性があります。
特に築年数が古い物件では、この種のトラブルが発生しやすく、対応に苦慮するケースが少なくありません。


このような問題を回避するには、次のポイントを押さえましょう。

物件の状態を正確に告知する

売主には「告知義務」があります。
雨漏りやシロアリ被害など、物件に関する問題は事前に正直に伝えましょう。
物件が古く気になる方は、売却前にインスペクション(建物検査)を受けるのも有効な手です。

▼ブログ記事:不動産売却に"ホームインスペクション"が必要??

重要事項説明書の内容を確認する

不動産会社に正確に瑕疵と思われる個所を告知した後は、忘れずに重要事項説明書の内容も確認しましょう。
不動産会社が作成する重要事項説明書には、物件の瑕疵や法的制限が記載されています。
内容をきちんと理解し、不動産会社・買主との認識のズレがないようにしておきましょう。

また、物件の瑕疵については下記の記事で詳しくお話しておりますので、こちらも併せてご確認ください。

▼ブログ記事:知ってないと損をする!?4種類の不動産の「瑕疵」の違い
▼ブログ記事:契約不適合責任について:瑕疵担保責任との違い

引き渡し後の近隣トラブル

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売却後、買主が物件の近隣住民とトラブルを起こすケースがあります。
たとえば、境界線が不明確で土地の使用をめぐる争いが起こったり、
過去にあった近隣トラブルが原因で買主が住みづらさを感じたりすることがあります。
これらのトラブルは、売主が買主に事前に情報を共有していない場合に起こりやすいです。


このようなトラブルを防ぐためには、以下のような対策が必要です。

境界確定を事前に行う

土地の境界が不明確な場合、測量士を依頼して境界を確定することが重要です。
買主と近隣住民双方に安心感を与え、後々の紛争を防ぐことができます。
不動産を売却するのに確実に有利になることなので出来るだけ実施するようにしましょう。

近隣トラブルの事実を告知する

過去に近隣住民とトラブルがあった場合は、その内容を正直に伝えることが重要です。
もちろん買主には良くない印象を与えることが多いですが、隠して後に発覚してしまうよりはるかにマシです。
場合によっては損害賠償を求められるケースに発展することもあるので注意です。

不動産会社とのトラブル

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最後に伝えなくてはいけないことは、不動産売却時には仲介業者とのトラブルも起こる可能性があることです。
たとえば、手数料の不透明な請求、売主の意向を無視した契約条件の提示、十分な説明をしないまま契約を進める、
売却活動を十分にしてくれない、といった問題が生じることがあります。


これらは、不動産取引に不慣れな売主がターゲットになることが多いトラブルで、
正直完全にトラブルを防ぐのは難しいかもしれませんが、下記のことは意識しましょう。

媒介契約内容を細かく確認する

媒介契約には、専属専任媒介、専任媒介、一般媒介の3種類があります。
一般媒介では出来ないこと、逆に専任媒介を結ばないとやってくれないことなど、
契約の種類によって不動産の売却活動は大きく変わります。
契約書を十分に確認し、不動産トラブル防止のため契約内容を納得したうえで進めましょう。

信頼できる不動産会社を選ぶ

これがトラブルを防ぐのに一番大切なことです。
提案内容や対応をしっかりと確認したうえで、大切な不動産を任せても問題ないのか、
担当者の人となりも含めて吟味したうえで不動産会社を選択するようにしましょう。

媒介契約の種類についてはこちらのブログをご確認ください。

▼ブログ記事:不動産媒介契約の選び方

まとめ

不動産売却は大きな金額が動くため、トラブルが発生するとその影響も大きくなります。
しかし、事前にリスクを把握し、適切な対応を取ることで、多くのトラブルを未然に防ぐことが可能です。
信頼できる不動産会社を選び、契約内容や物件の状態について十分に確認することを心がけましょう。
不動産売却をスムーズに進めるために、本記事の内容をぜひ参考にしてください。

私たち「みどり不動産」は空き家と空き地、相続物件の売却に特化した八王子市の会社です。
いつでも不動産の相談を受け付けておりますので、
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